単複主義加速中


20050106


先の競馬法改正に伴い、今年から以下のルールが追加された。

払戻金算出方法の変更(単勝式・複勝式)
競馬法改正前にあった「単勝式」「複勝式」に付加していた「給付金」がなくなり、
平成17年1月1日以降、「単勝式」「複勝式」の払戻金は、
従来の算式(第1号算式・第2号算式)によって算出された金額に
売得金の5%(第3号算式)を加えて計算されます。
なお、「連勝単式」「連勝複式」の払戻金算出方法は変更ありません。
(以上、JRAホームページより引用)

どう変わったかというと、
以前は 1.従来の算式で計算 2.給付金(売得金の5%)を計算 3.足したものを払戻金とする でした。
今年からは、従来の算式で計算したものに売得金の5%を加算して計算、結果を払戻金とする です。
同じじゃないかと思われそうですが、はっきり違う点が一つあります。
実は計算の時点で1票あたり10円未満切り捨てという処理を行っており、
以前の方式では給付金が10円未満の場合は意味をなしておりませんでした。
(単勝支持率50%以上または複勝支持率25/16.7%以上の場合)
今回の改正で恩恵を受けた例をあげてみましょう。最初の重賞・中山金杯です。
中山金杯・複勝総票数:1029362
1着馬・クラフトワーク票数:251062
2着馬・マイネヌーヴェル票数:83426
3着馬・キーボランチ票数:52634
クラフトワークの複勝を計算してみると、
従来の算式:146.729 売得金の5%:6.833
以前の方式では従来の算式:146.729→140 + 売得金の5%:6.833→0=140円でした。
今年からは、従来の算式:146.729 + 売得金の5%:6.833=153.562→150円となるのです。
つまり、これまで以上に単勝・複勝がおいしい配当になります。
(単勝の場合、支持率73.8%以上で元返しになっていたのですが、78.8%以上に変わります)
去年は三連単のものめずらしさに手を出した人も、今年は単複重視で買ってみるのはどうでしょうか。

参考資料:2004年までと2005年の単勝オッズの変化

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